武田信玄公訓言

line

ふと、「武田信玄」の公訓言を思い出しました。
三十歳位の頃、信玄の菩提寺である塩山の恵林寺へよく行きました。
私の好きな「武田信玄の公訓言」を紹介しておきます。

武田信玄公訓言

およそ軍勝五分を以って上と為し、七分を中となし、十分を以って下と為す。
その故は、五分は励みを生じ、七分は怠りを生じ、十分は驕りをするが故。
たとえ戦に十分の勝を得るとも、驕りを生ずれば次には必ず敗るるものなり。
すべて戦に限らず世の中のことこの心がけ肝要なり。

情報元: 甲斐恵林寺

また、孫子の旗(疾如風徐如林侵掠如火不動如山)も有名ですね。
そのソースともなった孫子の兵法も紹介しておきます。

風林火山

兵は詐(さ)をもって立ち、利をもって動き、分合(ぶんごう)をもって変をなす者なり。
其の疾(はや)きことは風のごとく、
其の徐(しず)かなることは林のごとく、
侵掠(しんりゃく)することは火のごとく、
動かざることは山のごとく、
知りがたきことは陰のごとく、
動くことは雷の震うがごとく、・・・雷霆(らいてい)
郷を掠(かす)むるには衆を分ち、
地を廓(ひろ)むるには利を分ち、
権をかけて動く、
先(ま)ず迂直(うちょく)の計を知る者は勝つ、此(こ)れ軍争の法なり。

情報元: 兵法書『孫子』

もちろん、武田信玄の軍師、軍略に長けた名参謀「山本勘助」も忘れてはなりません。
最近、甲斐方面へ行ってないです。 (^_^)/~

(2023/04/02) コメントスパムが多くなりましたので、コメントの投稿を一時無効にしました。


Trackback URL